この記事では、ヘッジ注文(Hedged Orders) についてご案内いたします。
💡 ヘッジ注文とは
ヘッジ注文とは、同じ金融商品に対して反対方向のポジションを同時に保有する注文 のことを指します。
たとえば、
・1ロットの EUR/USD 買い注文(ロング)
・1ロットの EUR/USD 売り注文(ショート)
を同時に保有する場合、これはヘッジ注文に該当します。
この仕組みにより、トレーダーは既存ポジションの損失リスクを一時的に抑えることができます。
🔄 フルヘッジとパーシャルヘッジの違い
ヘッジ注文には フルヘッジ(Full Hedge) と パーシャルヘッジ(Partial Hedge) の2種類があります。
以下の例で違いを見てみましょう。
✅ フルヘッジの例
・5ロットの EUR/USD を 買い注文
・5ロットの EUR/USD を 売り注文
この場合、取引数量(ボリューム)が完全に一致しているため、フルヘッジ とみなされます。
→ 両建てされた全ロット分については、追加の証拠金は不要 です。
⚖️ パーシャルヘッジの例
・5ロットの EUR/USD を 買い注文
・3ロットの EUR/USD を 売り注文
この場合、取引数量が一致していないため、パーシャルヘッジ(部分的ヘッジ) となります。
→ 双方で一致している 3ロット分 については保証金が不要ですが、
残りの 2ロット分(買いポジションの差分) には引き続き証拠金が必要です。
ヘッジ注文は、ポジションを完全にクローズせずにリスクを軽減する手段として有効ですが、
スプレッドやスワップなどのコストが発生する場合もあるため、十分ご注意ください。
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